
銀は、空気にふれているだけで変色していきます。
この現象を硫化と言います。
空気中の硫黄分によって表面に硫化銀の皮膜を作ることが銀を黒く変色させる原因です。
硫化銀の皮膜の厚さによって、黄色、次に茶褐色に変わり、更に皮膜が厚くなると黒色になります。
お手入れですが、毎日銀磨き専用の布で磨くことをオススメします。
それでも変色してしまったら、専用の銀磨き液を使用してください。
変色(酸化)を防ぐためには、ロジウムメッキをするのも一つの方法としてあります。
しかし、お手入れは楽になりますが、銀そのものの魅力である(暖かさ・やわらかさ)がなくなってしまうので注意してください。
また、もうひとつのお手入れとしては、シルバー専用クリーナーに浸ける方法もあります。汚れや黒ずみを簡単に取るには、浸けるだけの液体タイプが便利です。
ピンセットや割り箸などを使って、5秒程、浸けます。汚れがひどい時には、元のシルバーの輝きが戻るまで、クリーナーの中で揺すってみてください。
たった5秒程で、こげ茶色だったシルバーも、本来の色に戻ります。
小キズなどあまりないシルバーであれば、水ですすいだ後、乾いた布で拭いていただければお手入れとしては終了です。
しかし、使い込んだシルバーの中には小キズが入り、茶色の変色は落ちても表面の小キズのせいで、白っぽくて輝きが出ない場合もあります。
その小キズを取るためには、研磨剤入りシルバークロスで磨きます。
普通はシルバークロスを手に持って磨きますが、手強いキズの場合は、シルバークロスを平らなところに置き、硯をするように磨くと簡単に力を入れずに取ることができます。
30秒程、この工程を行って頂ければ、小キズも目立たなくなり、輝きが戻ります
※応急措置として自宅にある歯磨きペーストや、 なるべく粒子の細かい歯磨き粉をクロスや薄手のなめしセーム皮につけて磨くという方法もあります。
また、銀はやわらかいので、純度の高い銀を間違ってもハブラシなどで磨くのは避けましょう。
そして、普通の金属磨き粉は不可とされているため、銀みがき粉や銀専用のクロスを使用してください。
磨き粉の場合は、残るとさらに別の変化を招くため、複雑な形状のものには適用しません。
その他にも、燻し銀を作り出しているものなどは、磨くとその重みのような感じがなくなってしまうため注意が必要です。

ゴールドは、○○Kや、K○○であらわすように、金の純度によって固さが異なってきます。
そして、例外はありますが、金の純度によって色も違ってきます。
では、金のジュエリーを綺麗に保つためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは傷をつけないことにつきます。
金は一般的に思われているほど強くなく、純金(24金)のままでは柔らか過ぎるためジュエリーに適さないので、銀などを少し混ぜて使っています。
24Kや22Kなどの高い純度の金は傷を付けずに使うこと自体難しいのですが、金自体は酸化しにくいので「汚れ」ということに関してはあまりつきません。
つまり傷さえ付けなければ金はいつまでも綺麗な状態のままなのです。
従って輝きをキープするのであれば色々な磨き剤をつけずに柔らかい布で時々拭くぐらいで十分です。
表面は柔らかい布で拭く程度にして、裏面をプラチナと同様歯ブラシを使い、ぬるま湯だけで洗いましょう。
※注:ダイヤモンドジュエリーは上記と同じ方法で大丈夫ですが、他の宝石(色石)がついているジュエリーは、専門店に相談してください。
ついている宝石によっては、水や・洗剤に弱い物があります。
また、金だけでできているゴールドジュエリーについては、専用のクリーナーがあります。

プラチナは、酸・アルカリ・汗などに強く、温泉に入っても変色変質しないと言われているので、気軽に身につけられるのが特徴です。
金よりも硬く、傷もつきにくいですが、硬いといっても金属なのでダイヤモンドのついたジュエリーと一緒にしまっていたり、山や海などの岩場・砂場では簡単に傷がついてしまいます。
汚れが目立ってきたら、中性洗剤をお湯で薄めて、馬の尻尾や豚の毛等を使ったブラシ、もしくは毛先の柔らかい歯ブラシで表面と裏面の汚れを洗い落とし、良くすすいでから柔らかい布で拭いてあげます。
傷は細かいものであれば市販のクロス(布)で磨いてあげてください。目立つような傷であれば、専門店(修理屋など)で新品仕上げしてみてください。
※注:ダイヤモンドジュエリーは上記と同じ方法で良いのですが、“他の宝石(色石)”がついているジュエリーは、専門店に相談してください。
ついている宝石によっては、水や・洗剤に弱い物があります。

銅や真鍮は長時間放置したり、汗がついたりするとすぐに黒ずんでしまいます。
この黒ずみが銅や真鍮の特徴で、アンティークテイストの強いジュエリーとして人気があります。
銅や真鍮のジュエリーをお手入れする場合、柔らかい乾いた布で汚れを落とす程度であればアンティークのテイストを維持することができます。
黒ずみをきれいに落としたい、ピカピカにしたい場合には市販の研磨剤や研磨布を使うと簡単に元に戻りますが、ご家庭にあるものでも代用できます。
レモン汁(もしくはお酢)少々+お塩少々を混ぜ合わせて、その中に数分間浸けてみましょう。
その後よく水洗いをし、乾いた布で拭いて頂くとキレイになります。
また市販品には浸けておくだけでキレイになる液体状のクリーナーもありますが、刺激が強すぎて問題を起こす場合もありますので使用には注意が必要です。
アンティークの品物をキレイにする際には一度目立たないところで試してみてからメンテナンスを行いましょう。
真鍮や銅はすぐに酸化するのでキレイに維持するのは大変です。
従ってメッキをかけたり、塗料で皮膜をつける方法が一般的にはとられています。
しかしやはりアンティークの風合いが銅や真鍮の一番の持ち味ですので、あえて手の込んだメンテナンスをしない、というのもひとつの手だと思います。








